智弁和歌山の「スポーツは礼に始まり礼に終わる。相手に敬意を払う」という話について
どうもこんにちは。本日の記事を書いていきたいなと思います。
本日は智弁和歌山の「礼に始まり礼に終わる。相手に敬意を払うと」いうテーマで記事を書いていきたいと思います。
昨日、2021年夏の甲子園の決勝戦、智弁学園対智弁和歌山の試合が行われました。
結果は9対2で智弁和歌山の優勝となりました。この試合、智弁和歌山の選手たちは、9回裏の最後のアウトを取った後、優勝を決めた瞬間にマウンドに集まってナンバーワンポーズをしませんでした。
これは智弁和歌山の中谷監督の「スポーツは礼に始り礼に終わる、相手に敬意を思い、優勝の瞬間にマウンドに輪を作って喜ぶのではなくて、礼をした後に喜ぼう」という中谷監督の下、選手がそれを理解し実行したものだと言うことで、これを見たとき、僕は「おー」と思いちょっとこれは感心したな、ちょっといいものみたいなと言う気になりました。
毎年夏の甲子園は最後、優勝するとピッチャーとキャッチャーが抱き合い選手全員がマウンドに集まって喜びを爆発させナンバーワンポーズを経て指を頂点につけたりする風潮があります。
しかしこれは敗退した相手からすると、気持ちいいものではありません。
実はこのナンバーワンポーズは、2004年に駒大苫小牧が優勝した時から行われました。
もともとナンバーワンポーズは、駒大苫小牧が公式戦で勝てない時に。メンタルトレーニングとして、この方法とりました。
これは挨拶をする時など胸の前にナンバーワンのポーズをして挨拶をし、1等賞になります。No.1になります。優勝しますと言うのを自己暗示をかけるためにおこなっていました。
だから駒大苫小牧は試合中にこの儀式をしたり、マウンドに集まりナンバーワン儀式をしたりていました。
そしてこの時、2004年駒大苫小牧が優勝、2005年も2連覇、そして2006年はあの駒大苫小牧の田中将大投手と斎藤佑樹選手の投げ合いでほぼ2.9連覇といってもいい成績を残し、
優勝した早稲田実業がこれを真似し、全国に広がりました。
またテレビ局やマスコミ等が選手がガッツポーズをした方が、見る側や視聴者が面白いと感じ視聴率アップにつながったこともあり、何かとこのシーンを選手に求める傾向もありました。
ただ今回、こういう考えの下、智弁和歌山が優勝したので高校野球の流れも変わっていくのかなと思いました。
またイチロー選手も影響したのかなという印象もありました。
イチローも試合でヒットを打っても、ガッツポーズも喜びもしません。バッターボックスでとっても喜んだイチロー選手を見たことがありません。
こういったことも影響しているのではないかなと個人的には思いました。
ただこれはあくまで考えの1つなので押し付けるとかそういうわけでもないですが、個人的にはいい印象を持ち、すごいと思いました。
いいものを見せてもらったなと思いました。
今日はこんな感じです。
ぜひ何か意見があればぜひコメントお願いします。
では。